名古屋の税理士事務所です。こんばんは。

今日は、従業員の退職金について考えたいと思います。

従業員の退職金のため、いくら用意するとよいと思いますか?

はっきりいって、答えのない世界ですので、
自分なりの答えを持たれている方も多いかと思います。

ですが、個人的な意見を書いてみようと思います。

そもそも、退職金をなんのために用意するのか?

従業員の長年の功労に対するねぎらいだと思いますが、
従業員にとったら、老後の生活の資金となります。

(退職までに十分な給料を払っていれば別ですが・・・)

現在、世間では年金なんてどうせもらえそうもない。
老後どうなるのか、不安だ。
貯金しようにも、貯金するほどの収入がない。

といった中小零細企業の従業員の方の声も聞きます。

となると、退職金は老後の不安を取り除くにたる十分な金額を用意することが
できれば、従業員は安心して働けるということになります。

では、従業員が老後安心して生活するにはいくら、必要なのか?
これは、個人個人で生活水準が違うため、一概には答えれません。

また、世間相場との比較もあります。
人間は、自分の状況を他との比較で判断し、感情を持ちます。
自分は、よその会社よりもらえていればいいと、判断する人もいるでしょう。

人によって、生活水準も違えば、退職金に納得する考え方や基準も異なります。
そんなことを考えながら、社員満足度を高めつつ適正な額の退職金を設定しなければ
いけないことになります。

次回は具体的な決め方について、紹介したいと思います。