こんにちは。
北名古屋市の税理士事務所です。

私が会社員として働いていた時です。
その会社は小さな工場で、社員は10人くらいいました。
いわゆる零細企業で家族経営が少し大きくなったような会社でした。

日本の町工場で手作りした商品は海外との取引もあり、資金繰りは厳しかったみたいですが、売上も結構あって利益も結構出ていたようです。
だからなのかはわかりませんが、なぜか毎年税務署が税務調査に来ていました。

そして毎年社長は「よく分からないけど税金追加で払った」と言っていました。
私からしたら「なんで分からないものを払うのか」さっぱりわかりませんでした。
「なんで払ったんですか??」と聞くと「払えというから払ってやった」と。
「なんのお金ですか??」と聞くと「分からない」と。

私には分からないお金を払うことに対してすごく疑問を持っていたのですが、一社員である私がどうこう言うことでもないので何も言いませんでした。

ただそれが毎年あったのでその「分からないけど払った」という税金は一体いくらになるのだろう、と今でも不思議ですね。

そもそも毎年決算が間違っていたのでしょうか。
もしそうだとしたならば税理士は何をしていたのでしょうか。

これは極端な例ですがそうならないように会社を守ってくれてちゃんと説明してくれる税理士を選びたいですね。

よく分からないけど払った税金