今日は、これからお客様と役員報酬を決定する打ち合わせを行う名古屋の税理士事務所です。

役員報酬を決める際、会社と個人で残るお金が最大となるよう
役員報酬の設定をしています。

どういうことかというと・・・

会社の利益にかかる税金は、段階的にアップしていきます。
個人の給料にかかる税金も、段階的にアップしていきます。

所得税であれば、

5%、10%、20%、23%、30%、40%とどんどんアップします。

これにくわえて、住民税も10%発生します。

ですので、役員報酬が増えていくと、100万円増やすと、
半分は税金でもっていかれてしまう!

という状況が発生します。

これでは働く意欲がなくなってしまいますよね。

そこで、みなさん、なんとか節税できないかな~と
よくご相談をいただきます。

会社の利益が800万円以下のときであれば、
会社の利益にかかる法人税等のほうが安い状態になります。

だいたいですが、利益が

~400万円までは23%くらい。
400~800万円までは26%くらいです。
(多めに書いてます)

ということは、個人で最大100万円払うと50万円税金払うのに対し、
会社の利益として残すと、その半分くらいの税金で済みます。

ですので、役員報酬が1500万円(だいたい最高の税率になり始めるころの水準)
で、会社の利益が800万円以下だ。

というときは、役員報酬を減らして、会社で利益を出すようにすることで、
会社と個人で残るお金を増やすことができます。

この他にも、いろいろとやり方はあります。
続きは次回、紹介したいと思います。

以上、名古屋の税理士事務所でした。