こんばんは。名古屋の税理士事務所です。

本日も、今年から個人事業主となられた方から確定申告のご依頼をいただきました。
ありがとうございます。

当事務所の年内の営業日程は、今週土曜日までとなります。
年末が近づき、確定申告の依頼を例年以上のお問い合わせをいただいております。

2月上旬には、お引き受けできなくなりそうなペースですので、
確定申告のご相談はお早めにいただければと思います。

この時期は、年末調整・償却資産税・法定調書といった税務署や市役所、
県税事務所へ提出する書類の作成で会計事務所の繁忙期に入り始める時期です。

12月~1月と、3月の確定申告を提出する時期、そして5月が忙しくなりやすい時期です。
5月がなぜ忙しいかというと、法人の決算申告がピークとなる時期だからです。

日本にある株式会社で一番決算が多い時期が3月です。
このため、3月決算法人の申告期限となる5月も会計事務所が忙しくなる時期です。

会社の決算月は自由に決められるのですが、なぜ3月決算が多いのかというと、
様々な理由がありますが、

・決算月を集中させることで、株主総会に総会屋がきにくくする
 (最近、だいぶ総会屋の動きはなくなってきたようですが、昔はすごかった)
・官公庁の1年が4月~3月だから
・税金に関する法令の改正が4月からが多いため

などです。
ではなぜ、官公庁は4月~3月が1年となっているかご存知ですか?

1年の始まりが4月と定められたのは明治時代です。
当時の明治政府の収入源は・・・米でした。
年貢の時代です。

農家が収穫したお米を換金し納税するタイミングが4月であったため、
国家予算を管理するために4月となりました。

また、当時日本政府が参考にしていた英国も
予算年度が4月はじまりであったことも影響しているそうです。

以上、名古屋の税理士事務所がお届けしました。