税抜経理が有利です。
消費税に係る経理方法は税込経理と税抜経理の2種類があります。
その中でどちらを選択するのかは納税者の自由です。
事業年度ごとに任意で選べますし届出も不要です。
1 税込経理について
税込経理は会計処理をするにあたって、消費税込みの金額で処理します。
決算書の売上や仕入、経費の金額はすべて消費税を含んだ金額で表示されます。
消費税の計算にあたっては、
その総額表示された数値から課税、非課税を分類し、課税取引から5%の消費税の金額を計算します。
日々の処理は簡単ですが、決算時に税抜経理に直す作業が必要です。
決算で確定された消費税が、別途租税公課として計上されるので、
月次の試算表が正しい状況を示していないことになります。
2 税抜経理について
会計処理をするにあたって、
本体価格とそれに対する消費税を仕訳記帳の都度区別します。
預かった消費税を反受消費税、支払った消費税を反払消費税、
といった科目区分して計上して管理してます。
決算期はなにかとバタバタしますので
日々の業務で少しでも決算期の繁忙負担が軽くなるのはありがたいことですよ。
お問合わせフォーム
メールによるお問い合わせは、下記のフォームにて承っております。